子どもの歩行をサポートする接骨院 早く歩かせる必要はない

2歳

めずらしく、お役に立てそうな日記を書きます。
(いつも通りどうでもいいことも書いております)
3月31日の村祭り、主人が友人と飲みながら、興味深い話しを聞いてきたと言って、帰ってきました。

友人のお嬢さんは現在小学生ですが、2歳のとき歩き方がおかしかったので、クチコミで魚津の接骨院へ行ったそうです。
そこで、足に合わせたインソールを靴底に入れてもらったところ、すぐにきちんと歩けるようになったそうです。

4月1日は新元号「令和」が発表されましたが、その日の夕方から雪が降ってきました。

富山にヨメに来て4年目ですが、4月の雪は初めてでした。

ちなみに、Eテレも新メンバーラッシュで、変化が激しいと感じた一日でした。「おかあさんといっしょ」のまことお兄さん、あづきお姉さん、「いないいないばあっ!」のはるきちゃん、「みいつけた!」の新スイちゃん・・・などなど

翌日の4月2日。主人の仕事(瓦屋)は雪で休みになったので、早速行ってみることにしました。

つねざわ接骨院

20190406_03

友人の情報をつてに、魚津市の経田(きょうでん)小学校前にある接骨院を調べたところ、「つねざわ接骨院」がヒットしました。
主人自ら電話で問い合わせてくれました。
「おそらくうちのことですね」ということで、保険がきかないこともあらかじめ聞いて、予約なしですぐ行くことができました。

私たちが入ったときは、他の患者さんがいなかったので、
お父様先生と息子様先生、二人で対応してくださいました。

息子先生が10分ほど話しを聞いてくださり、
そのあいだに父先生が、ぴょこりんを遊ばせながら動きを観察してくださいました。

ダウン症の子の歩行がきれいになった

息子先生によると、ダウンの子を1年間診られたこともあるそうです。
先生のお子さんと保育園の同級生だったそうで、入園したときダウン症児とは知らず、「あの子、、、歩き方がまずい!なんとかしてあげたい」と思われたそうです。
そんなきっかけで、ご自身の接骨院で、市販のインソールを入れてあげたそうです。
その子はぴょこりんと同じく、足首が内側に傾いていたそうですが、そういった癖に対応するインソールが市販されているらしいです。

1年後にはこんなにきれいに歩けるようになったんですよ、と
帰り際に動画も見せてくださいました。
本当に、ダウンさんとは思えないくらい、とってもきれいな歩き方で、驚きました。

早く歩く必要など全くない

息子先生との話しを終えると、マットの上で遊んだり話したりしている、ぴょこりんとパパ、父先生のところへ合流しました。
父先生は
「あなたたち夫婦の結束が素晴らしいので、この子は大丈夫です!」
と、えらく誉めてくださいました。
そして、歩くようになるまでは、まだ靴底のインソール等による調整は早いとのことでした。
立たせたり歩かせる訓練をするよりは、もっとハイハイをいっぱいすることを勧められました。
立つようになるための筋肉がまだ発達していないとのこと。
言われてみればたしかに!
成長の段階があるので、いきなり立たせようとしても無理があるとのこと。
これってどっかで・・・そうそう、まんまる育児で聞いた話しと同じのような!

ぴょこりんと同じ高さで目線を合わせて、一緒にハイハイすることも勧められました。
ハイハイの動きは大人にとってはハードなので、痩せられそうですね(汗)最近激太りしたから、ちょうどいいかも?!

ハイハイの動画を前・横・後ろから撮影したらよいとも言われました。
おそらく分析やビフォーアフターのためでしょう。

あとは話しかけたり、共感すること。子どもを可愛がること。どんなことより、まずそこが大事って・・・
(テレビは一方通行なのでオススメできないって。ドキッ)

体の発達は脳や心と連動していて、けっして切り離せない関係であることを、おっしゃっているように思いました。
すごいな父先生。
主人は「とても肩の力がぬけました」と言っていました。
私も同感です。
娘の成長は、他人と比較しないと最初から決めているのですが、同い年のダウン仲間がみんな歩いているのを見ると、正直心配なところもありました。
じつは、私のせいで成長が遅れている部分って、なくもないかな?
と思っていたのです。
「もっと長い時間立たせる努力をしなきゃ」
「靴も、抵抗されるけど、もっと毎日長い時間履かせたほうがいいのかな」
「でも・・・面倒くさっ」
こんな私なので。
でも、やるべきことは立たせることではなかったと分かって、とても安心したのでした。

父先生も息子先生も、
「ハイハイをさせたら、この子はじきに歩き出しますよ!」
とのことでした。

子ども同士で遊ぶことが成長を促す

これも、よく分かっているつもりだけど、言われなければ忘れてしまいそうでした。
子どもは、同じ年ごろの子を見て刺激を受けて、真似するので、とてもいいと。たしかに!
大人のすることは、真似できないことだらけだし、目線の高さも違うので、やっぱり子供なんですよね。
兄弟がいる子の成長が早いのもそれ故だそうで、たしかに!

我が家の最近の状況は・・・
私の父母が富山に移住してから、子育て支援センターに殆ど行かなくなって、支援センター代わりのように実家へ行っていました。
それ以外は、地元のママ友&子供らと、月に2,3回会って遊ぶくらい。
グループ療育は月2回。
以前はもっといろんな機会があったのですが、
周りのママたちがどんどんお仕事を始めるにつれて、子ども同士接触させるチャンスが減ってきました。
未入園児ゆえの限界もありますが、もう少し子どもの中に放り込むことを意識したほうがいいかな、と思ったのでした。
まあ、実家に連れていけば母がとてもぴょこりんと遊んでくれるので、これはこれでとてもいいことだと思います。
無理せず、できる範囲が一番でしょうか。

気になることを一挙質問

●かかとが小さすぎるせいかもと義母が言っていましたが(笑)大丈夫ですか?
→大丈夫、歩くようになれば大きくなります。

●こんな姿勢で眠っているので、義母が気にしていましたが(笑)大丈夫ですか?
→大丈夫です、みんなやります。大人がやってもOK(笑)

↑こんな姿勢・・・

●たかばいしても大丈夫ですか?(これも義母がっ・・・!!)
→全然大丈夫

●このまま体重が重くなったら、余計に立つのが困難になりますか?
→全く関係なし

↑これ、分かってくれる人いるでしょうか??

●毎日なるべく靴を1時間くらい履かせるようにしていましたが、やめたほうがいいですか?
→やめる必要はなく、履かせてもよい


↑とびび実家の洗面所で遊ぶのが大好き

歩いてからまた訪ねることに

せっかく来られたのだから、ということで、
父先生が見守る中、息子先生がぴょこりんに触れて、ツボみたいな場所に、サッポロポテトバーベQ味みたいな形のテープを貼ってくださいました。
おへその下に1枚、背中に2枚、足の裏と足首に左右各3枚。

ぴょこりんは男性が苦手なのと、場所見知りもしますが、不思議とつねざわ接骨院ではいつもの「見知り」を殆どしませんでした。
そして、広い場所をハイハイするのが大好きなぴょこりんですが、帰り際に接骨院の隅から隅までハイハイしまくって、大喜びしました。
他の患者さんも来られていたので、ひやひやしましたが、
「危ないもの以外はいいよ」と言ってくださり・・・(ありがたやー)
次も安心して連れていける!

次回は歩けるようになってから、また電話してから行くことになりました。
保険がきかないのでドキドキしていましたが、「少しだけいただきますね」ということで、お代はたったの千円でした。
主人も私も「本当に今日は行ってみて良かった」という感想です。

つねざわ接骨院さんは、別に子どもを歩かせることを謳い文句にしているわけではなく、一見ごく普通の接骨院で、ホームページも見つかりませんでした。
だけど、このように誠実で親切に対応してくださり、実績もあります。
富山県で、歩き始めたダウン症児のいる親御さんは、ぜひ参考にしてくだされば幸いです。

PTをどう受け止めるか

接骨院から3日後。
2か月ぶりにリハビリ病院での療育、PT(理学療法)でした。
PTでは、立たせたり、立ったままうしろにつかまり移動する訓練、歩行訓練などを指導してもらえます。
まだまだハイハイでいいと思った矢先なので、ちょっと混乱もしました。
けれど、こちらの療育では歩けるようになったら卒業というのを目標に、理学療法士さんも一生懸命やってくださっています。
入りたい人がたくさんいる中で、枠も取ってもらっています。
これはこれで大切なことなので、引き続きお世話になろうと思いました。

なるべくハイハイはたくさんさせる、でも放っておいてもつかまり立ちはするので、そのときはPTで教えてもらった内容を適用しようと思ったのでした。

いろいろ書きましたが、この冬シーズン一度も風邪もひかず、病気もしなかったぴょこりんに、これ以上求めることなんてないぜ。
自分のペースで!一緒に成長してゆこうね。

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