シリーズ「ダウン症児を授かって」第3回目です。
シリーズ前回の日記【2】はこちら
タイトルは妊娠中期ですが、14週の話からスタートします。
ドラえもんから宇宙人へ
赤ちゃんが小さいときはエコーを下から(内診)で診てもらっていましたが、
14週からはお腹のエコーになり、自分でも映像を見られるようになりました。
「これが顔です」
「宇宙人みたいですね」
「みんなこんなかんじですよ」
ドラえもんそっくりだった「たきえもん」は、いつのまにか宇宙人っぽくなっていたので、寂しくなりました。
だけど、順調に成長しているのでホッとしました。
Tが富山に来てくれた!
宇宙人のエコーを見た日の夜、
このブログにも時々登場する短大の友人Tが、関西から遊びに来てくれました。
一緒に近所の温泉宿に泊まり、
嬉しさのあまり、あそこ行きたい!ここにも行きたい!付き合ってくれ!と連れ回していたら
Tが帰る直前くらいに、私の体力は思いのほか早く限界を迎え、
お腹が少し張って、ちょっと危ないかもというかんじになり、Tを心配させてしまいました。
調子に乗りすぎたこと、つわりからも完全に回復していなかったことを痛感し、深く反省したのでした。
17週から骨盤体操
つわりのとき2,3キロ減った体重が、もとに戻りました。
重たくなってきたお腹を見て、安産は胎児にお願いするよりも、ちゃんと自分で力を備えなきゃなということで、
こんな本を購入しました。
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現代人は運動量が少なかったり、スマホやパソコンで姿勢が悪いため、
骨盤の形が整っていない人が多いそうです。
それが子宮や産道にも影響を及ぼし、昔と違ってスムーズなお産ができなくなっている人が多いとのこと。
お産の現場に立ち会う著者が開発した、体操で整体する方法が書かれてあります。
なかなか説得力があり簡単な体操なので、産む直前まで続けることができました。
また、これはトコちゃんベルト関連の本なのですが、ベルト等のグッズを買わなくても、
さらし巻きやタオルを使ってできる方法が書かれてあったため、長い期間さらしでがんばりました。
だけど、腰回りにさらしを巻いていたら、服がもさついてすごくかっこ悪かったです。
巻くのも手間がかかるし。
どうせ後でトコちゃんベルトを買うことにしたので、もっと早く買えばよかったです。
よくもさもさの服でパートに通っていたな~(恥ずっ)
この本のおかげか?妊娠期間中は特に問題なく過ごすことができたため、私みたいに体力面で自信のない妊婦さんにはオススメの一冊です。
18週で胎動。性別も。
18週から胎動が分かるようになりました。
最初は自分の腸がゴロゴロしているのかな?という感覚から始まり、そのゴロゴロが日に日に大きくなったので、赤ちゃんの動きなのだと分かり、愛おしさが倍増しました。
と同時に、胎動が少ないときは「大丈夫かな?」と不安になったりもしたのですが、
母の心配をよそに、すくすくと順調に成長してくれました。
また、性別が分かったのも18週です。
先生から「知りたいですか?」と言われ、おそるおそる「はい」と答えると、お股を見せてくれました。
「付いてないので女の子ですね」
え!たきえもんは女の子だったの?
じゃあ、たきえもん(ちゃんを付けて呼んでいました)という胎児ネームは変えたほうがいいのかな?と、迷いましたが、
せっかく愛着のある呼び名だったので、そのままでいくことにしました。
そしたら、産まれたての顔が本当にたきえもんっぽかったので、やっぱりこのとき女子っぽい呼び名に変えたほうがよかったのかも??
ライブで踊りまくったたきえもん
21週。
webの学校で知り合った、スィングジャズシンガー黒船レディーちゃんのライブが、宇奈月セレネで開催されたため、出かけました。
主人は妊娠中の私をあれこれ心配して、なにかと外出を反対するため、すでに今年一番行きたかったライブを一つ逃してしまったのですが・・・
せめてこのライブだけは行かせてよ!と押し切って、なんとか行くことができました。
できるだけ普段着に近い楽な恰好で、とにかく体力温存第一。
ライブの冒頭、アボリジニの巨大笛(ディジュリドゥ)が鳴り響いたとき、たきえもんが大きく蹴りました!
私のワクワク感と連動するみたいに、ライブの間ずっと、たきえもんは楽しく動きまくったのです。
こんなにも長い時間胎動が続いたのは、後にも先にもこの時だけでした。
ライブではいろんな民族楽器が出てきて、ほんとにキラキラした夢のような時間でした。
↑ライブメンバーさんの顔消しも変なので、ぼかしつつ私も顔出し・・・
ホーミー(モンゴルの一人から二つの声が出るアレ)のやり方のコツを教えてもらい、帰りの車で運転しながら実践すると、なんかけっこうできたような、いい線までいったのです。
たきえもんがまた喜んでくれるかと思ったけど、しーんと静まり返っていました。
あれ?もしかしてホーミー、引いた?それとも寝た?
来客が続く
22週、もとの体重から4キロ太りました。
激太り街道まっしぐらです。
23週には、このブログにもたまに登場する、台湾の友人wちゃんが、出張の帰りに会いにきてくれました。
↑お気に入りの一枚。でもぼかすww
あと、主人の猟銃の関係で砺波へ同行したり。
これから子供が生まれるというのに、狩猟免許は予定通りきっちり取るつもりなんだな・・・と複雑な気分でしたが。
出産してからも、男性は独身時代と同じように過ごしたい生き物だということが、今になるとよく分かりました。(人によると思いますが・・・)
25週は、とびび両親もたずねて来てくれました。
こんなかんじで、安定期は思い出せば楽しいことがいっぱい。
逆子
26週で、逆子だと言われました。
でも、週数からしてまだまだ、これから頭が下にいく可能性があるので、様子を見ることになりました。
あと、いつだったか、堀ちえみさんに似ている助産師さんとの面談で
「産後におっぱいが詰まったときの対処法や連絡先を教えてほしい」と相談したのですが、
「今からおっぱいが詰まったときの心配なんかしないで、まずはおっぱいを出すことを考えなさい!」
と言われたことを、忘れません。
実際、産後すぐにおっぱいが詰まり、その方が対応してくれたのですが、それがなんていうかもう・・・すごかったので・・・
産後編のときに書きます(笑)