手のひらのやけどのこと【1】

2歳

こんにちは、とびびです。
11月はじめは体調を崩していましたが、今はすっかり元気です。
ただ大変なことが起き、かわいい娘を辛い目に合わせてしまったことを後悔しています。
日記の前半は事件から2日後から書き始めたので、少々落ち着きのない文章もたくさんあり、お見苦しいとは思いますが、
書き直す時間もあまりないため、そのままUPします。
絵もないし、なんだかすみません。
全部読むのが面倒な方は、最後のまとめだけ読んでいただければ、大体分かるようにしてあります。

事故発生の状況

私とぴょこりんは最近2日に1回、実家で風呂に入らせてもらう習慣になっていました。
その日は11月20日でした。
とても冷え込んだ日で、父は気を利かせて
「お風呂に入るんだったら(脱衣所とその付近を)温めようか」と言ってくれたのです。
私は、いつものように、小ぶりのセラミックファンヒーター(電気温風器)を置いててくれるのだろうと思い、
「うん、たのむわ」
と軽く返事して、スマホをいじっていました。
リビングにはぴょこりんと私と母がいました。

30分ほどして、母がお風呂場の様子を見に行くため、立ち上がって行きました。
ぴょこりんは母(ばあちゃん)を追いかけて、トコトコと、リビングを出ていきました。
私は、そのときなぜぴょこりんを追いかけなかったのか、とても後悔しています。
いつものように安全なものしか置いていないはずの実家で、何事もないと信じ切って、スマホをいじっていたのです。

でも、次の瞬間ぴょこりんが「うわーっ」と尋常ではない泣き方をしました。
あわてて駆けつけると、ぴょこりんの隣りには、そこになかったはずの丸ストーブが、火がついているのにむき出しで置いてありました。
ぴょこりんは左手を私に見せるようにして泣いていたので、慌てて手をとって、台所のシンクに走り、患部に流水を流し続けました。
どうやら左手のてのひらで、丸ストーブの上を触ったようでした。
(ストーブは脱衣所ではなく、脱衣所につながっている玄関前に置かれていました)
私が何か叫んだので、父も母もすぐ駆けつけて、手を冷やすのを手伝ってくれました。
私はそのとき色々と、父を責める言葉を吐いてしまいました。
なぜ、幼児のいるときにそのストーブをわざわざ出してきたのか。
せめて出したときに、私に報告してくれなかったのか、と。

30分ほど流水に当てている間、ぴょこりんはきょとんと静まり返って、おとなしくしていました。
手のひらも、その時は患部が真っ赤だったけど、まだ水ぶくれも無かったため、
「思ったほど重症ではない?」と思いたかったけど、安心できない状況でした。
病院に連れて行こうとしたら、父に反対されました。
それくらい大したことはない、昔はみんな自然に治ったんだ。うちの子3人も、おまえも含めてやけどしてきたけど、これくらいのレベルは病院なんか行かなくてもいい、と。
おまえのせいでやけどしたんやろうがふざけんな!!と言いたくなった言葉を飲み込んで、
自分の責任だから、ちゃんと病院に連れていってあげないといけないと、(結局怒った言い方で)言って連れていきました。
もちろん父の口からは謝罪の言葉もたくさんあったのに、私はそのとき許す気持ちになれず、私が悪かったと言いながらも、そうは思っていないような言い方をしてしまいました。

近くの病院へ

やけどしたのは昼の2時。
ぴょこりんのかかりつけの総合病院は遠いため
「やけど」という特性上、急いで近くの病院へ行くことにしました。
一応、うちの近くにも小規模の総合病院があるのです。
そこの時間外診療へ電話したら、形成外科の外来へ来るよう言われました。

出発時は2時半。
本人も、もう流水を嫌がったこともあり、病院へ行くために流水をやめたとたん、泣き出しました。
痛みが出てきたようです。
母(ばあば)に付き添ってもらい車で10分、ぴょこりんはずっと泣きやまず、
手のひらは水ぶくれになっていました。

形成の先生からは、
「水ぶくれになるということは、軽傷ではありません。重症と思ってください。」
と言われ、幼児のいる場所に丸ストーブを置くなんて、と言われました。
事の次第を説明したら、「じいちゃん・・・それは防ぎようがないわね」と同情を見せてくれました。
今日一日は痛みで泣くだろうけど、明日からは泣かないと言われました。(実際そうでした)
薬のようなのもを塗って、ガーゼを当て、ネットで巻いて手当してくださいましたが、
私が「たぶんすぐ取ってしまいます」と言い終わらないうちに、
一瞬にしてぴょこりんは取ってしまいました。
先生「こりゃ意味ないわね」ということで、
取られたネットもガーゼも、付け直しはしてもらえませんでした。
それってどうなんよ・・・
いずれにせよ、自宅での手洗い、薬塗布、ガーゼ等による保護が肝心だと説明されましたが、
私が「もしかしたら、ガーゼなんかも舐めるかもしれません」と言ったら、
先生「それをしたら雑菌が入って化膿します。まあ、仕方ないですよね、化膿したらまた来てください」
とのこと・・・
その後、看護師さんに手当ての仕方の説明を受けましたが、声が小さいので、ぴょこの泣き声にかき消されて、聞き取るのが必死でした。
説明されたことは、もらったプリントに書いてあったので、大丈夫でしたが。
お風呂は当日から入っていいので、患部をきれいに石鹸で洗ってから、手当てしてください、とのことでした。

ワセリンしか処方されない理由

薬局へ着くと、泣き疲れたぴょこは寝てしまいました。
薬局で、処方されたのは白色ワセリンだけだということに気づきました。
え?消毒は?
手洗いした後塗るのって、薬じゃなくてワセリンなん?
じわじわと病院への不信感が。

その日の夕方、そこの病院の病棟で看護師をしている義妹に、電話で聞くことができました。
現在の医療は、やけどは自分の治癒力に任せて治すのが主流だそうです。
清潔を保つことと、表面を乾かさないようワセリンで保護するという方法で、治すそうです。
義妹(主人の弟(故)家族)は中学生の子が二人いますが、今までやけどしてきたけど、病院に行かずに治してきたようです。
さすが看護師さんというか、たくましいな。
だから、私の父の「昔はみんな」はあながち間違ってはいないものの、父には言われたくなかったかな・・・
ちなみに電話中、隣りにいた主人から
「ワセリンじゃなく熊の脂塗ってもいいか聞いてくれ!」と.。
義妹「わはは、聞こえたよ。熊の脂の効能は知らない。だからなんとも言えない。保湿効果があって清潔ならいいんじゃない?」

じつは熊の脂というのは、大変な密着性?粘質?があるためか、それとも野生動物の強い成分があるのか、何なのか理由は知りませんが、地元の知る人によると
「やけど=熊の脂」
なのだそうです。
今年は熊出没の年で、主人のワナ猟の檻にも熊がかかったり、人から熊肉をもらったりする機会がありましたが、
主人自身が熊肉を扱っていて「脂が落ちない」ことを実感したとかで。

その後どうしたかは、またのちほど。

家族の反応と、翌日までのぴょこりんの経過

話しは戻りますが、薬局で薬をもらい、母を家に送ったあと帰宅。
帰宅してそのまま寝かせようとしたら、ぴょこりんは目が覚めて、ずっと泣いていました。
父が部屋を温めると言ったときに、なぜ様子を見にいかなかったんだろう。
ぴょこりんがリビングを出たときに、なぜ追いかけなかったんだろう。
なぜ娘が危険な目にあっているときに、私はスマホを見ていたんだろう。
泣く娘を抱きしめながら、その思いしかなくて、ただ娘に詫びるしかありませんでした。
その日の午後、天気が悪くて早く帰宅した主人。
謝罪と、その日あったことを説明。
主人は怒鳴ったりはしない人ですが、予想通りその日はずっと、くどくど責められ続けました。
夜になると酒も進んで、しまいには「結局全部俺のせいだ」ということになっていました。
「俺がその場にいなかったからだ」と。
要約すると「お前という人間を信用して、大事な娘の育児を任せた俺のせい」とでも言いたいのでしょうか。(すみません、突然夫の愚痴になりました)

主人の後に、同居しているお父さんお母さん(義父母)が帰宅。
ぴょこりんは泣き疲れて眠ってしまったので、その日あったことを説明。
二人とも驚いていましたが、手のひらだけで済んだということが、不幸中の幸いだと言ってくれました。
また、最初にお母さんは黙って私の背中をぽんぽん叩いてくれて、「(主人に)責められたでしょう。(辛かったでしょう)」と、私のことを真っ先に心配してくれました。
きっとお母さんにも責められると思っていたので、そんな優しい態度を示してくれたお母さんに、感謝しかありませんでした。

夕方5時ごろから眠ったぴょこりんは、水ぶくれになった左手がどこにも当たらないように、上を向けるというか、注意を払ったような姿勢をしてくれていました。
夜9時ごろにミルクを飲ませ、パジャマのズボンに着替えさせましたが、そのまま朝まで寝てくれました。

↑スマホカメラが勝手に肌色補正してしまって伝わりにくいですが、赤く腫れて水ぶくれになり、親指、人差し指、中指の指先もやけどを負っていました。
当日だけは、寝ている間に手当てしました。

翌日~5日目のやけどの手当て 熊の脂

翌朝、お母さん(義母)が近所の人から、瓶詰めの熊の脂をもらってきてくれました。
それとは別に、我が家でも熊脂の製造(精油?)を開始しました。
(写真はまた後日ブログにあげようかと思います)
ひとまず、もらった熊脂を使ってみることに。
ぴょこりんの患部を消毒泡石けんで洗い、熊脂を塗ります。
上から使い捨ての医療用ガーゼ(名前・・・??)で覆って、医療用テープ(名前?)でぐるぐる巻きにして、外されないようにしました。
驚いたことに、
「すぐ外されるだろう、舐められるだろう」という予想に反して、
ぴょこりんちゃま、左手には殆ど触れず、右手だけで遊ぶし、右手だけ生活するではありませんか!
いつのまに愛娘はこんなに賢くなったでしょうか。
それとも痛いから触りたくないのか?いずれにせよ疑ってごめんなさいです。
テープをはがさないと分かったので、3日目から包帯に変えてみました。

熊脂は、5日目までは期待するほど効き目を実感できず、
もっと保湿したほうがいいかな?と思い、4日目から熊脂の上にさらにワセリンをもりもりに盛ってみました。
(8日目現在はこのやり方がむちゃくちゃ効いてると思っています。次回のブログに乞うご期待)


↑11月21日 やけど翌日


↑11月21日、本屋さんに行って、片手でも楽しく遊べそうなものを一緒に買ってきました。
型はめはまだちょっと早かったけど、釣りゲームは毎日楽しく遊んでくれています。
動かせる絵本は反応イマイチというか、片手ではやりにくいのかも。


↑11月22日 やけど2日目


↑11月23日 やけど3日目


↑11月24日 やけど4日目。写真では伝わりにくいですが、水ぶくれの大きさが日に日に拡大しています。指先の負傷は治ってきています。

やけどから5日目
形成外科の予約の日となったので、受診してきました。
水ぶくれは依然としてそこにあり続け、特に変化がありませんでしたが、
先生が水ぶくれをハサミで切って、今日から汁を出しますとのこと。
痛くないようで、ぴょこりんは泣きませんでした。
ハサミで切っても汁が流れてくることはなく、ゼリー状のものが入っているかんじでしたが、
これから汁がどんどん出て、包帯にもしみ出てくるので、まめに洗浄&ガーゼ交換するよう言われました。

ところで、とび父(丸ストーブを置いた実父)は、当日眠れなかったり、とても気にしてくれていました。
私も色々ひどいことを言ってしまい悪かったと思いました。
うちの父はとても心配性で、昔から子どもたちにはあれが危ない、これが危ないと口すっぱく説教し、危険そうな窓に柵をつけたり、子どもの安全確保のためにちょこまか動くタイプだったのです。
それがこうなったということは、私が思う以上に年を取り、危険に対する警戒心も、判断力も薄れてきているんだろうな、そう思いました。
本人にはそれは言いませんが。
ふだんからそういうのを指摘すると、本人はそれを否定します。
同居の義父母も全く同じです。
義父母のほうが危ないことをいっぱいするので、今回のことは今後の警告だと思いました。

最後まとめ

やけどの経緯

実家の父が黙って丸ストーブを出し、私たちはストーブがあることを知らずに、別室で過ごしていた。

ぴょこりんが部屋を出て、丸ストーブのところへ行き、左の手のひらで触った。

再発防止

また同じことをしないためには、どうしたらいいか考えました。
●私たちが実家にいるときは、丸ストーブを使わない
これはやけどした当日に決めました。実家はそれ以外はエアコンと床暖しかありません。

●同居の義父母スペースの全てのストーブに、ガードをつける
けっこう反対されています。全部いらんやろって。
ママ友からガードを貰ってきて、2つは付けました。
残りのストーブも、何か言われても、吹出口だけガードをつけようと思います。

●危険がないか、定期的にチェック(ストーブ、熱湯、ベランダのドア、刃物や手をはさむもの、浴槽、毒になり得る液体、口に入れそうなもの等)

●年老いた両親を過信しない
父が「部屋を温めてくるわ」と言った時点で、どういう方法で温めるのか確認すれば良かった。

●ぴょこりんが別室へ行ったら、放置せず追いかける。

●周りにも、ふだんから危険を見つけたら注意喚起する。言ったら気を悪くするかな、とか遠慮するのをやめる。

まあ、人間の注意力って限りがあるし、防ぎようがないこともあると思います。
でも、気を付けることで、起こさずに済む事故もあるので、
育児はゆるすぎないほうが安全面ではいいんだな、と学んだ出来事でした。

やけどの経過については、また引き続きブログに書かせてもらいます。

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ぴょこりん一コマ劇場(写真版)

11日23日、やけどから3日目。
暖かくていいお天気なので、とび父母を誘って宇奈月へドライブに。
ぴょこりんは喜んで、一人でいっぱい歩きました。
紅葉の時期は過ぎてしまったようですが、最高のお散歩日和でした。



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