(手術後の夜の写真)
手術の翌日も、痛みがあるようで、泣き続けました。
痛み止めの座薬は、希望すれば6時間ごとにもらえます。
効き目は2時間くらいしかなく、6時間ごとの座薬を心待ちにして、泣く我が子を抱きしめたり、体をさするしかありませんでした。
あまりに嫌がるので点滴は早々に取れたし、足のギプスが邪魔で泣いている部分もあるのかな?とそのときは思っていました。
こんなふうに、ひざ上までガチガチに固定しています。
ですが、泣いている理由は痛みだけだったと後から気づくのでした。
子供用の薬は効き目が優しいから仕方ない面があると、後から聞きました。
その日の夜は2時間+4時間と、少しまとまって寝てくれて、私も疲れを取ることができました。
主人は冬季は仕事が暇なので、たっぷり長い時間面会に来てくれます。
金銭的にはきついものの、いっぱい協力してもらってとても助かっています。いつもありがとう!
手術する意義とかちょっと考えてみたりする
ぴょこりんが生まれてすぐNICUにいたとき、お医者さんから、切り分け手術ができるから大丈夫という話を聞きました。
生後3ヶ月後くらいに、小児科から形成外科を紹介(同じ病院内で)してもらい、あらためて受診しました。
体重が10キロくらいになる1才になったら手術できるので、そこときまた来てくださいとのことでした。
ぴょこりんの場合、足の指の一部が繋がっていることは、運動面では特に問題がないそうです。
切り離し手術は、見た目の問題です。(うちの場合は)
主人は手術を決める前に「やる意義はあるのか」と疑問視していました。
私も、やらなくていいならやりたくない気分でした。
でも、将来ぴょこりんに自我が芽生えたとき、自分の足にコンプレックスを抱いて、どうして小さいときに手術をしておいてくれなかったのかと、思うかもしれません。
いじめにつながることだって、もしかしたらあるかもしれません。
リスクの高い手術とは思えなかったし、やらないで後悔するよりは、やったほうがいいと思いました。
でも、実際やってみて、苦しんでいる姿をと向き合って、私のエゴだったのかもしれないと感じました。
手術をしてよかったかどうかは、もっと時間が経過してみないと分かりません。
苦しんだのは、手術の日を含めて2日間でした。
SNSで、同じダウンちゃんママさんより、全く同じ部位の手術をして、特に痛がる様子もなかったという情報を聞きました。
手術を受ける人によって、病院のやり方によって、痛みに苦しまなくても大丈夫な場合もあるのかなあ。
事前にたくさんの情報を仕入れて、病院にもっと質問や要望を投げかけていれば、もう少し痛みを緩和できたのかな?と感じた術後なのでした。
つづく